先日、パーソナルカラー診断を人生で初めて受けたところ、服やコスメ選びに役立ち、とても良い経験だった。
パーソナルカラーとは?
一人一人の生まれ持った髪・瞳・肌の色と雰囲気が調和する色のこと。
色相、彩度、明度を軸に<春・夏・秋・冬>の4つのシーズンタイプに分かれる。
昨今、女性向け雑誌やSNSでも多く取り上げられ、服やコスメ選びの判断軸となっている。
その経験から、今度は「パーソナルカラーアナリスト(診断士)」という仕事に興味を持ち始めた。
考えてばかりでは、何も進まないので実際にプロ養成コースの体験に行ってきた。
その感想をレポする。
はたして私はパーソナルカラー診断を仕事にできるのか?
行ったスクール
今回、体験に行ったのは青山にある「ラピスアカデミー東京校」。
東京都港区南青山2-2-15 ウィン青山 BIZ+2F
- 東京メトロ銀座線・半蔵門線「青山一丁目」駅5番出口 徒歩1分
- 都営大江戸線「青山一丁目」駅5番出口徒歩1分
SNSでチェックしているパーソナルカラーアナリストの方が、このスクールの卒業生だったため、ラピスアカデミーでの受講を決めた。
参加したのは、1日体験の「パーソナルカラー入門コース」。(29,678円※認定料込み)
この講座を受けると、CSCA認定3級 パーソナルカラーコーディネーター認定証が貰える。
参加者の雰囲気
講座には私含め計4名(20代〜50代くらいの女性)が参加していた。
回によってはこれより減る時、増える時もあるそう。
地方から来ている人もいた。
どの人も感じが良くて、コミュ力高め。昼食も一緒に食べた。
レッスンの流れ
•午前 理論の座学
•午後 ドレープを使った診断の実践
午前はテキストを用いてカラー理論の勉強。
なんとなく感覚で理解していた色彩の感覚を、言語化して理解を深めていく内容。
午後はお互いスッピンの状態で対面し、瞳や唇、肌の色を観察しながら、一人一人の持つ色みを4シーズン(春、夏、秋、冬)に分けていく。
そして、お待ちかねの診断の時間!
これを待っていた!!!
二人一組で、診断される側と診断する側を交互に行なう。
100枚ほどあるドレープ(布)を一つ一つ相手の顔にあてて、相手の顔が映える色を選んでいく。
このドレープを相手の顔にかからないように動かすのが難しい。
プロはサッと優雅に動かすので見事だ。
顔が映える色選びは、「最初に布をあてた瞬間の印象」が大切だそう。
ずっと見ていると、どの色も似合う気がしてくるので非常に難しい。
最後にはメイクタイム。
プロにメイクしてもらえるのかな?とウキウキしていたが
そんなことはなく、化粧品がいくつか用意してあり、セルフメイク。
参加者同士でこの色はスプリング向き?サマー向き?など話しながらメイクするのは、女子高生に戻ったみたいで楽しかった。
でもせっかく専門のスクールに学びに来たので、用意されている化粧品がプロ目線で4シーズンで分類されていたら満足度が上がったかな。
持って行くと良いもの
普段使用しているスキンケア用品•クレンジング•化粧品
ビオデルマの拭き取りクレンジング、コットン、無印の化粧水、乳液は用意があったので、こだわらない人はスクールのものを使ってOK。
洗面所はあるが、照明が暗い。
ビルのフロア全体で使っている洗面所なので、スクール以外の人もいて洗顔はしにくい環境。
クレンジングは拭き取りの方が便利。
最後のメイクタイムでは化粧品は用意されているものの、種類が沢山ある訳ではないのと、皆で使い回しなので、潔癖の人は自分の化粧品を持ってきた方が良い。
のりとハサミ
座学の時間にカラーシートを切り貼りするのに使用する。
その他
持ち物ではないが、服装について。
各参加者が何度か立ち上がり、皆でこの服がどのカラートーンか当てる課題がある。
気合いを入れる必要はないが、見られても恥ずかしくない格好で行った方が良い。
また、カラコンをしている参加者もいたが、ずらして瞳の色を確認する時間は一瞬あるものの診断の際にはカラコンをつけていて大丈夫だった。
勧誘はされるの?
セルフメイクが終わった人から解散。
「プロ養成コースについて相談がある人は受付に来てください」とあっさりしていて勧誘は無かった。
体験だけと考えている人はすぐに帰り、逆にもっと話を聞きたい人は残っていた。
私が思ったアナリストとしての大事なポイント
今回の講座で「診断する側」と「診断される側」を体験してみて、
ドレープのめくり方、瞬時に見極める力など難しいことはあったが
それ以上に、言葉の瞬発力がカギとなると感じた。
ドレープを変えた瞬間に、
映える色の場合は、「わあ!すごく似合う!」など
相手のテンションを上げる言葉をかける。
沈む色の場合は、「落ち着いた印象になる」など
相手を傷付けない言葉を選ぶ。
パーソナルカラー診断は、絶妙な色の違いを比較することが多いので、
素人だとその色の差にピンと来ないことが結構ある。
そのため、「言葉」が診断の大きな手助けになり、
診断の満足度を左右すると思った。
まとめ
「パーソナルカラー診断を仕事にできるか」を確認したく参加したこの体験。
結論としては、
仕事とするよりは、趣味の範囲で今後も楽しみたい
ということが分かった。
とはいえ、理論の基礎は理解でき、
他人のブルベ、イエベの見極めとかは多少できるようになったので参加して良かった。
今回の参加者の中には、「やってみたい!!!」とモチベーションが更に向上している人もいた。
決して安い買い物ではないが、悩んでいる人がいたら体験してみて分かることがあると思うので、ぜひ一度参加してみてほしい。
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